「真似るは学ぶ」指導者インタビュー no.1

佐々木寿明さん 

千種ジュニアバレーボールクラブ監督

 

決勝戦前 もろに 「 勝て!!」 と言ってしまった💦

 

市原市立千種中学校の体育館に伺い 千種ジュニアバレーボールクラブ監督 佐々木寿明さんにインタビューをさせてもらいました🏐🏐2018-08-08 19.57.54

同じ義務研修を受講するならば、何か勉強が出来るようにと

「スポーツコミュニケーションBASIC 1」を選び コーチの星里佳さんと 2人で神奈川開催の研修に来てくれました。

 

研修に参加してどんな事を感じましたか? 

研修終了後 声をかけていただきお話をした事もあり、研修内容にとても興味を持っている印象があったので、そう聞いてみました。

すると 開口一番 「勝て!」と言ってしまった💦 と話してくれました。

詳しく聞いて見ると、研修の事例として、試合の前に監督が選手を集め

「この試合で全てが決まる!、絶対に勝て!」と言ったとして「これは有効ですか?」

という話を聞いた瞬間 つい最近の自分の言動と重なり血の気が引いたという事でした。

つい最近、千種ジュニアバレーボールクラブが決勝まで勝ち上がったのですが、決勝戦当日、選手を集め 佐々木さんは「絶対に勝て!」と言ってしまったそうです。

研修をもっと早く受けていれば・・・2018-08-08 18.59.58

プレッシャーになる言葉ではなく違う言葉をかけていたかもしれないし、「試合にも勝てたのではないか」悔やんでも悔やみきれない気持ちになった。  

そう話してくれました。 よほどショックだったのだと思います。

研修後の監督の口癖は 「弊害」だそうです。

一緒に研修に来た星さん(千種ジュニアコーチ)がそっと教えてくれました。

今は 自分の言動に「弊害」はないだろうか?

というアンテナを常に立てながら選手に接しているそうです。

佐々木さんは語ります。

今と昔の指導方法について 昔の厳しいやり方は 今考えるとよくない部分もたくさんあると思うけれど あの時代には合っていたのだと思います。2018-08-08 18.30.11

でも、やはり時代は変わって来ていますね。指導方法は進化させていく必要があると思います。

昔を振り返り 印象に残る監督の指導方法は 

「僕をおだてて持ち上げた」事ですね。

県選抜レベルの実力があるように思わされ 僕はその気になった

その時はわからなかったけれど、いま指導する立場に立って考えると、自信をつけさせる為にしてくれたんなだなぁと改めて感じ感謝しています。

今は、自分が育てた子供たちが 色々な大会で頑張っている姿を見ると涙が出るほど嬉しい。

小学生レベルにバレーの基本を教えていくという事はバレーボール界にとって、とても重要な事で、将来 春高バレーに出場してもらえる選手が増えるといいなぁ という夢を持っていると話してくれました

今の所 OG 1人が 春高バレーに出場を果たしているそうです。

 

今の指導者に伝えたい事は「無意識の弊害」には気をつけながら

「パッション」情熱を持ち続けて指導して欲しい! 

これに尽きます。指導に臆病になってはいけない!

との事でした。

 

最後に 日本スポーツコーチング協会(SCAC)に対して「もっとスポーツコミュニケーションの話をスポーツ界に広げて欲しい」と話してくれ

千葉県のバレボール界の指導者育成の為に 佐々木さんもSCACの活動を広げていく事に協力していただけるという事でした。

 

佐々木さんは BASIC 1 研修に参加し 無意識にしている言動の中に「弊害」があり、それが成果に大きく影響している事に気がついた事が大きな収穫だと話してくてました。

これからの 佐々木寿明監督、星里佳コーチ そして「千種ジュニアバレーボールクラブ」の活躍を期待しています。

 

/インタビュー:詫摩浩一  写真:詫摩世都子