日本スポーツコーチング協会の詫摩浩一です
各地で「スポーツコミュニケーション研修」を実施していますが、嬉しいことに同じ研修を二回受けてくれる方が増えています
お話は僕自身が新しく体験したことや、世の中の動きに合わせ事例などが少しずつ変わっていきますが、基本的には同じ話です
なぜ 何回も来てくれるのでしょう?
人は覚えたと思っていることでも1日経つとなんと70%ほど忘れてしまいます
これは脳のキャパを考えた時、仕方がないことであるし かつ必要なメカニズムなんです。だって全部を覚えていたら頭がパンクしてしまいますものね。
でも脳の機能はすごいんです 実は忘れているのではなく、普段は使わないものとして格納しているんです。
格納する場所は 必要性のあるものは近くに、そうでもないものは奥にしまい込みます だから 研修に2回、3回くると「これは大切だな」と脳が勘違いして その知識を手前にいつでも取り出せる場所に格納してくれるんですね
同時に「これは重要な事なんだ」と認識して、その事と類似した事について情報取集をし始めるんです これが無意識に 知識や経験を積んでいくメカニズムなのです これは脳の錯覚とも言えますが そうなるのだとしたら利用しない手はないです
研修に2回目 3回目と研修に参加していただくと その度にみなさん自身が進歩していて「ピックアップ」するところが変わってきたな という体験をができると思いますよ
このことを「シフトを起こす」という言い方をします
「さらなるステップアップ」をするという意味合いです
実は研修をしている僕自身が 一番その恩恵をいただいているんです
これは インストラクター、先生、監督、コーチんみなさんも同じですね
「さらなるステップアップ」シフトを起こす為に 皆さんとまた、研修でお会いできることを楽しみにしています